フィリピンEST国家戦略 地域関係者会議
2009年05月22日
ダバオ(フィリピン)

アジアESTイニシアティブでは、アジア諸国の都市において人と環境にやさしい交通を実現することを目的としています。 EST国家戦略策定支援はこのイニシアティブの主となる活動で、2006年に支援を開始したカンボジア、ラオス、ベトナムの3カ国に続き、2008年9月からフィリピンで支援活動を開始しました。2009年初めに提出された戦略の第一草案について、関係者から意見を求める目的で国内関係者会議が4月にマニラにて行われ、さらに地方関係者の意見を集約する目的で、5月から6月にかけてフィリピンのイロイロ、ダバオ、バギオにおいて地域関係者会議が開催されました。

UNCRDはこのうち、ダバオで行われた会議に参加しました。会議は、UNCRD、クリーン・エア・イニシアティブ・アジア(CAI-Asia)、フィリピン大学交通研究センター(NCTS)、米国国際開発庁、ダバオ市、アテネオ・ダバオ大学の協力のもと、フィリピン運輸通信省、環境天然資源省が主催し、政府関係者やNGO、研究機関、国際機関の代表など60名以上が参加しました。

会議では、2008年のフィリピン国全体のエネルギー需要の約42%を交通部門が占めたこと、公共交通を推進する上でトライシクル(三輪車)などによる交通渋滞が障壁になっていることなど、フィリピンが抱える交通・環境問題について多くの意見が出されました。また戦略の中に盛り込んでいく内容として、公共交通の助成を通した交通システム近代化の推進や、統一した燃料基準(ユーロ基準)の設定などが挙げられ、活発な議論が繰り広げられました。この会議結果を踏まえ、第二草案が作成される予定です。

策定プロセス

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