中国広州市からのEST視察研修受け入れ (UNCRD・ITDP共催)
2009年07月25日 - 08月1日
東京、名古屋、大阪

UNCRDは交通・開発政策協会(ITDP:国際NGO)中国事務所との共催により、中国広州市の交通技術者を対象とした視察研修を7月25日から8月1日にかけて実施しました。視察研修の目的は、環境的に持続可能な交通(EST)の優良事例、とくに駐輪場などについて学ぶことです。研修生は東京、名古屋、大阪を訪れ、国際的水準の駐輪場施設や、地下鉄をはじめとする都市交通機関、都市計画などについて学習しました。

研修生は、まず名古屋のUNCRD事務所において、アジアESTイニシアティブに関する講義を受け、健康への影響、社会的公平とジェンダー、自動車などに依存しない交通(NMT)など、愛知宣言に言及されている重要なEST要素についての理解を深めました。広州の高度化基幹バスシステム(BRT)や地下鉄網などについても発表があり、活発な意見交換が行われました。その後、名古屋市内の視察を行い、駐輪場のシステム、自転車道(伏見通り)、パークアンドライド、貸自転車制度、バリアフリー設備などについて学びました。また大曽根駅では、専用の高架軌道を走るゆとりーとラインを見学しました。

東京では、地下鉄駅周辺の駐輪場施設を見学しました。なかでも葛西駅の設備は国際的水準といえるものです。さらに上野や池袋などの人口密集地域における交通の管理方法などについて学び、銀座の歩行者天国も見学しました。大阪ではサイクルシェアリングや、地下鉄駅周辺の駐輪場、市街地の歩道ネットワークなどについて学習しました。

今回の研修が、環境と人にやさしいという視点から、広州市の公共交通システムの改善に役立つことが期待されます。

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