「中国西部地域における省域計画」研修コース
2001年09月2日 - 09月6日
蘭州(中国)

UNCRDは、中国政府が2000年3月に発表した西部地域大開発政策を人材育成の面から支援することを目的に、中国政府建設部および甘粛省と共催で標記研修コースを開催しました。中国西部地域の12の省や市、自治区から、開発計画に携わる中堅行政官ら60名が参加しました。

研修は、地域開発政策に関する講義や討論、現場視察などで構成されました。講義では、地域開発政策立案における都市システム分析の役割、人間の安全保障・貧困対策・環境管理など地域開発の新たな課題、地域開発計画の策定と実施の仕組みに関する日中比較、などに焦点がおかれました。討論では、グローバリゼーションの中での西部地域の経済強化の必要性、地域社会による天然資源の管理方法、地域開発における農業問題の再検討、日本の経験の中国における適応可能性、関係機関の相互調整と合意形成の問題、などに関心が集まりました。また現地視察では、黄土高原における農村開発や天水市の都市開発への取り組みを学びました。

研修の最終日には、甘粛省の開発計画案が発表され、これに対して研修生や講師からコメントが出されました。コメントの主な論点は、都市と農村の連携による省域内格差の是正、農村開発を支援する都市開発戦略、貧困緩和のための農村小規模金融の役割、沿岸先進地域から内陸後進地域への資金・技術移転のメカニズム、など多岐にわたり、活発な討論が展開されました。

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