第1回JICA/UNCRDチリ「都市システム開発」研修コース
2000年01月24日 - 03月6日
名古屋 ほか

首都サンティアゴはもとより、地方においても都市化傾向が著しいチリでは、交通、公害、ゴミ処理などの都市問題が山積しており、都市の計画的管理、行政組織間の調整、市民参加による都市行政が十分に機能していないことが、それらの解決を一層遅らせています。

UNCRDは、国際協力事業団(JICA)と共催で、都市開発に関する総合調整・管理運営能力の養成に向けて、チリ中央政府および地方自治体職員15名を対象に標記研修を行いました。今回が第1回目となるこの研修は、都市問題およびその対応方法について、日本とチリの事例の比較分析を行ないながら、都市行政における適切な協力体制や市民参加システムを作り上げることを目的としました。

研修生は、日本の地方自治制度、開発計画システム、名古屋市の公共交通優先システム、ゴミ処理・リサイクル施策、下水・排水処理施策、トヨタ自動車のITS、エコカー開発、矢作川の水質保全運動、東京都のエコポリス施策、都市化・広域化管理施策、などの事例の調査・分析を行った後、アクションプランを作成しました。家庭ゴミの減量方法として名古屋市のゴミ非常事態宣言による市民意識の高揚やリサイクル運動の手法を導入するプラン、市民参加の方法として神戸市の住民主導によるまちづくりを採用するプランなど、日本の事例を応用しながらも、研修生独自のものが提案されました。

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