第3回JICA/UNCRD「ベトナムの都市開発の計画と管理」研修コース
2001年02月3日 - 03月11日
名古屋、三好町(愛知県) ほか

UNCRDは、1999年から国際協力事業団(JICA)と共催でベトナム政府および地方自治体の職員を対象に標記研修コース(全5回)を実施しています。第1回研修では環境問題およびニュータウン開発について総括的に概観し、第2回研修では住環境整備に重点を置き、「人間の安全保障と住環境改善」のための地域開発の計画と管理について検討しました。

ベトナムにおいては現在、健全な生活環境を維持・改善するため、自然環境や周辺農地と調和した地域開発、観光開発やニュータウン開発を実施する取り組みが重要視されています。そこで第3回研修では、「市民の生活環境」に焦点を当て、都市開発に携わる中央・地方政府の中堅行政官7名を対象に実施しました。

研修では、日本やアジア等における生活環境改善対策の事例分析を通じて、ベトナムへの適用可能性や代替案を検討することを目的とし、ケーススタディを中心とした講義や現地調査、グループ討論を通じて、健全な生活環境の在り方を探りました。今回は「市民の生活環境」という一般市民の生活を取り上げたテーマであるため、研修日数の半分を現地視察にあて、名古屋市戸田川緑地の協同による森づくり、豊橋市の工業団地開発と地域開発、高浜市の住民自治の街づくり、愛知県三好町の土地区画整理事業などを、訪問・調査しました。

研修の最後に、研修生は各自、それぞれの担当業務を中心に、生活環境の維持・改善に向けたアクションプランを作成しました。日本の土地区画整理事業やまちづくりなどの開発手法を積極的に取り入れた、「ハノイ旧市街地の改善案」「ハイズン市の住民参加の下水道処理」「治水対策と人間の安全保障ならびにヤーホイ旧市街地景観と生活環境の改善」などのプランが作成されました。これらアクションプランへの研修生による今後の取り組みが期待されています。

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