ベトナム研修フォローアップミッション
2001年09月2日 - 09月14日
ハノイ(ベトナム) ほか

UNCRDは、国際協力事業団(JICA)と共催で、ベトナム政府および地方自治体職員を対象に、「ベトナム都市開発研修」(全5回)を行っています。第2回研修(2001年2月- 3月)は住環境整備に的を絞り、「人間の安全保障と住環境改善」のための地域開発の計画と管理のあり方を検討しました。また、研修生各自の業務を中心に計画的な都市開発の枠組みづくりや住環境改善のためのアクションプランの作成等を行いました。

UNCRDは、これまでの研修の成果を確認するとともに、第3回以降の研修をよりベトナムの実状に沿った効果的なものとするため、現地にて調査を行いました。それにより、ベトナム諸都市の抱える都市問題を今一度明確にした上で、ベトナム政府(計画・投資省)と今後の研修内容、方法などについて協議しました。その結果、ベトナムでは経済発展の中、各地で急速な都市化が起こっており、「健全な生活環境を保ちながら」都市開発を行うことが重要である、との観点で一致しました。そこで第3回研修では、農地や自然を保存しながら都市を開発する方法、生態環境の維持・保全、住民参加型のコミュニティ開発などに焦点をあてた研修プログラムを作成することで合意しました。

また今回のミッションでは、研修生が作成したアクションプランの実現を支援するため、彼らの職場を視察しました。視察先では、第2回研修に研修生を派遣した4地区すべてにおいて、その研修生の上司から「研修の効果は大きかった」との報告を受けた。研修生が上司や同僚に研修成果を十分に広めており、4地区ともアクションプランが実現に向かって進んでいることがわかりました。

第2回研修では住環境整備に的を絞り、その実務専門家が研修に参加したことが、アクションプランの策定・実現に向けた動きに結びつき、研修効果を高めることができました。第3回以降の研修も必要性を十分考慮して研修内容を決定し、関連する実務専門家を研修生として受け入れていく予定です。

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