ナミビア地域政策実施研修指導者養成ワークショップ(2006)
2006年11月20日 - 12月2日
ウィントフック

UNCRDアフリカ事務所は、ナミビア政府地方自治・住宅・農村開発省と共催で、標記ワークショップを開催し、ナミビア国内各地から様々な省庁職員が参加しました。その開会式や閉会式には、ナミビア中央政府大臣、地元州知事や州議会議員も加わりました。

(1)地域開発と地域計画、(2)地域開発のための予算・経理、(3)プロジェクト計画と管理、(4)データ収集と分析、(5)実地調査、(6)指導者養成の手法と次回開催計画などのモジュールに分けられたワークショップでは、効果的な地域開発政策と実施のため、ナミビア計画担当者を養成すると同時に、参加者がそれぞれ職場に戻り、さらに多くの計画担当者を養成するため、効果的な研修プログラムの実施手法を身につけることを主な目的としています。 特に、(1)地方分権の導入・調整に向けたメカニズムを構築できる担当者の育成、(2)プロジェクトの計画・管理担当者の能力向上、(3) データ収集・分析および予算や経理の基本に関する研修、(4)効果的な研修プログラム実施方法に関する研修、(5)貧困を削減し経済成長を加速するとともに効果的な資源利用や環境管理を推進するための、適切な計画と実施についての地域および国家レベルの能力を向上することを目指しました。

参加者は、UNCRDの専門家や国内外の講師による一連の講義やワークショップで行われたグループ討議を通して、実際の地域開発・計画やプロジェクト企画・管理、データ収集・分析と理論的な論点を関連づけられるようになり、ナミビアにおける問題点や課題について検討するとともに、お互いの経験や知識を共有しました。 現行の地域開発計画において直面している問題点や課題の中には、地方における地域開発計画と国家的な部門別計画の間での不十分な調整・協調、地方政府・行政への権限委譲に対する中央政府の抵抗、地域開発計画・管理に必要な知識や技術を持った地域計画担当者の不足などがあることが参加者から指摘されました。現地視察では、地域計画やプロジェクト企画・管理の実際の状況を確認することができ、担当者の能力に関する課題のいくつかを解決することができました。

今回のワークショップにおいて、(1)地域開発における地方分権の過程に適切な対応を行う能力向上、(2)50名の参加者によるプロジェクト企画・管理、データ収集・分析および予算・経理に関する実務研修、(3)指導者養成手法および地理情報システム(GIS)に関する研修、(4)地方の計画担当者、ナミビア大学および関係団体における効果的研修実施のための能力向上および地域開発計画および地方分権プログラムのための技術的支援、(5)計画実施・調整ならびに地域政策分析およびプロジェクト企画・実施・監査・評価の組織的な能力向上を行うことができました。

今後は、それぞれの職場に戻ったときに、効果的な地域開発計画やプロジェクトの実施と同時に、指導者として研修プログラムを設計し、実施していくことが期待されます。

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