第8回エチオピア計画担当者対象研修コース
2006年04月3日 - 04月29日
ナザレス(エチオピア)

UNCRDアフリカ事務所は、エチオピア政府地方開発計画経済局(OBFED)、国連児童基金(UNICEF)エチオピア事務所と共催で、1999年からエチオピア・オロミア地方政府の地域開発計画や実施能力を高めることを目的として、これまでに226名の開発計画担当者に対して研修を実施してきました。

第8回となる今回の研修には、28名の開発計画担当者が参加し、プロジェクト計画と管理、データ収集と分析、参加型農村調査法(PRA)の技術の習得を目的として、プロジェクト計画と管理の技術と手法についてのモジュール1、データ処理、保管、発表におけるコンピュータや情報技術を使ったデータ収集や分析の技術や方法についてのモジュール2から構成されました。 モジュール1では、持続的なプロジェクト効果のための技術的、環境的要因を調べるためにオロミア地方のファンテイル地区のアウォッシュ川岸グレイト・リフト谷にあるサラ・ウェバ灌漑プロジェクトの現地視察を行いました。 畜産が主に営まれてきたこの地域において、灌漑による農業も根付きつつある状況、水源における生態系や環境への影響、灌漑プロジェクト実施による農作物の成長への影響について視察を通して理解を深め、計画の目的や管理における課題について技術者やプロジェクト担当部署と意見交換を行いました。 現地視察に続き、ウォータープロジェクトを取り巻く問題についてレポートを作成し、プロジェクトを持続的に実施するための解決策を提案しました。モジュール2においては、コンピュータ上でEXCEL(表計算ソフトウェア)やSPSS(統計解析ソフトウエア)などを使った情報処理方法のほか、地域住民とともに各地域課題の分析を行うPRA研修を4日間行い、住民参画の手法についても理解を深めました。

研修生はプロジェクトの現地視察などを通じ、効果的に持続可能な開発を実施していくためには、社会的・文化的背景や保健・衛生上の課題を適切に分析した上で、総括的に行わなければならないことを学びました。

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