第6回エチオピア計画担当者対象研修コース
2004年04月5日 - 04月7日
アダマ(エチオピア)

UNCRDアフリカ事務所は、1999年からエチオピア、オロミア地方の170人に及ぶ開発計画担当者に対して、計画実務能力や技術の向上を目指して計画担当者対象研修を行ってきました。 今回の研修はエチオピア政府地方開発計画経済局(OBFED)および国連児童基金(UNICEF)エチオピア事務所との共催で開催され、28名の地方開発計画担当者が参加しました。 2003年に実施された前回の研修と同様に「プロジェクト計画と管理」、「データ収集と分析」の二つのモジュールから成り、効果的なプロジェクト策定・実施・管理およびデータ収集と分析法が紹介され、参加者は講義のほかにグループ討論や現地視察を通して、プロジェクト策定や管理手法を学びました。

「プロジェクト計画と管理」モジュールにおける現地視察では、理論と実際のプロジェクト策定・実施・管理とを結びつけるよい機会となりました。 ドディチャと呼ばれる灌漑プロジェクトを見学した際には、受益者やプロジェクト担当者の聞き取りを行い、協力機関の評価と改善すべき点の検討を行いました。 参加者は、解決可能な問題点、監視や評価、実施に向けての課題、地域参加が果たす役割、環境への影響などを話し合い、プロジェクトの有効性と持続性についての改善案も提示しました。

「データ収集と管理」では、データ収集、サンプリングとアンケート作成、測定方法、データ処理と分析についての技術が紹介され、質の高いアンケートの作成や、Excel、SPSSといったデータ分析に必要なコンピューター実習も取り入れられました。 また参加者は前回にならい、実際に現地調査を実施し、アンケート作成を行い、それぞれの結果を全体会議で発表しました。

(研修の評価)
個々の参加者および参加者の所属機関に対する研修の効果を査定するため、エチオピア政府地方開発計画経済局(OBFED)は2004年に実施された研修の総合的な評価を行いました。その結果、研修は当初の計画どおりOBFEDの要求に沿って行われ、オロミア地方の様々な開発プロジェクトの実施において参加者の能力を著しく向上させたことが明らかになりました。

全ての参加者が、専門家による講義、参加者同士のパネルディスカッション、現地視察を含むアウトプット志向参加型の研修方法を高く評価し、さらに研修機材やテキスト類の充実も日常の活動に大きく貢献するものであるとして感謝 の意を表明しました。

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