ケニア地域開発計画研修ワークショップ:モンバサ・メインランド・サウスおよびクワレ地区(2004-2006:モンバサ)
2006年09月4日 - 09月6日
モンバサ(ケニア)

UNCRDアフリカ事務所は、2004年以来クワレ地区やモンバサ・メインランド・サウスの計画担当者の沿岸地域計画策定を支援する様々な活動を行ってきました。 これは、沿岸地域の計画担当者の多くが効果的な総合地域開発計画の枠組を参加型手法により策定する能力の不足という課題を背景に、ケニア政府からの技術的支援要請に応えるものです。 具体的には、沿岸地域の計画担当者の (1)参加型計画策定手法と総合地域計画手法、(2)データ収集と分析技術、(3)将来的な地域開発シナリオに向けた技術、 (4)効果的な総合地域開発計画のための利害関係者との調整や地域社会参加、協力関係の構築の役割、(5)効果的な地域計画実行のための基盤形成、に関する能力開発を実施しています。

クワレ地区およびモンバサ・メインランド・サウスの地域開発計画は、UNCRDアフリカ事務所の支援のもと長期的な視野で策定され、農業、鉱業、工業、インフラ、住宅、エコツーリズム、持続可能な環境管理など、 農村と都市の開発に関する課題の解決に向けた包括的な戦略を提示し、雇用の創出、貧困の削減、富の創造により人々の生活水準を向上させ、地域における社会経済や環境に関する課題を解決する政策指針となっています。

この地域計画素案は、UNCRDとの連携のもと、ナイロビ大学、クワレ県議会、計画・国家開発省、コミュニティや様々な利害関係者が参画する長期的な協議型・参加型プロセスを経て策定されました。

UNCRDアフリカ事務所は、関係機関とともにこの地域の開発にあたっての課題に関する情報を得るための調査視察から始まり、計画担当者が収集したデータを検討するためのワークショップ、データ誤差を埋めるための計画チームの作業工程について議論する組織内セミナー、 データ分析、統合、計画策定のための研修ワークショップ、利害関係者の協議や地域計画策定のためのワークショップなどを行ってきました。

今回、この地域の地域開発計画策定と基盤形成のために実施された標記ワークショップでは、NGOや政府機関、コミュニティグループから46名が参加しました。 地域計画素案において示された開発戦略やプログラムを見直し、地域計画の基盤を形成することにより、計画の実施につなげることを主な目的として、計画担当者や開発管理者に対し、(1)効果的な地域開発戦略や総合的なプログラム構築、 (2)地域計画実施や基盤形成の手順、(3)総合地域開発計画の策定やプロジェクトの優先順位付け、に関する能力向上を行いました。

利害関係者と計画担当者が、地域計画で提示されている戦略やプロジェクトについて検討し、効果的な実施に向けて議論を行う場となったほか、計画担当者がテーマごとに地域計画の一部を紹介し、参加者が、それぞれの部分の戦略に関して議論および意見を出すなどして、地域計画を効果的に実施するための包括的な基盤に関する提言を行いました。 計画担当者はワークショップ参加者からの意見を検討し、地域計画素案をさらに修正し改良しています。最終的に修正された地域計画は、国土省に提出される予定であり、承認されれば、実施に向けてさらにワークショップを開催するなど、引き続き支援していきます。

Copyright(C) 2001-2017 United Nations Centre for Regional Development - Nagoya, JAPAN | ご利用規定 | プライバシーについて | お問合せ | サイトマップ