第1回-第4回ケニア地域開発計画ワークショップ
2001年02月25日 - 03月2日
ケニア等

ケニアでは、州レベルの計画局や地方自治体やその他関係機関が、地域開発計画や管理を行っています。地方分権化の結果、多くの行政官や地域開発専門家が国内68州に配属されましたが、地域の開発計画・管理を効果的に行える能力が乏しく、地域開発が推進されているとは言い難い状況です。また、資源の浪費、不十分な資源の評価と分配 、開発環境の未整備、特にインフラの未整備なども地域発展の妨げになっていることが考えられます。

このような背景のもと、UNCRDアフリカ事務所はケニア土地省計画局、財務・計画省農村計画局、およびナイロビ大学都市地域計画学部の協力を得て、2000年5月から一連の研修ワークショップと計画演習を実施しました。この目的は、ケニアの県レベルの計画担当者に、地域開発における分析能力、予備調査、計画の策定、計画を実施する際の実践能力と、地域開発計画へのコミュニティ参加を促す能力を習得する機会を提供することです。また、ケニアを含むアフリカ諸国においてより多くの地域計画担当者を対象に研修を行うため、国家・州レベルの上級計画担当者を訓練して、県レベルの計画担当者を対象とした研修を計画・実施する能力、および適切な研修教材を作成する能力を育成することもねらいます。

研修は国レベルと地域レベルの2段階で構成され、国レベルでは、政策分析、地域開発計画の策定、地域計画やプロジェクトに対しての予備調査、実施、モニタリング、評価を強化し、地域レベルでは地域開発政策の策定、地域レベルの政策分析、予備調査、プロジェクト計画・実施の調整・サポート能力の向上を目指します。また、中央政府機関が地域開発に関する長期研修を実施したり、専門的調査研究を行うための能力の向上も図ります。事前共同調査を経て、2000年6月13日から15日まで、第1回ワークショップを行いました。これは、地方自治体行政に携わる関係者を集め、意識改革を行うためのものであり、参加者は現地調査を実施し、ニャンダルア県における開発の現状を把握すると同時に、今後の問題点や開発目標、実施可能な開発計画について検討しました。

第2回ワークショップは、2000年9月4日から7日まで実施され、49名が参加しました。7つの州の地方行政省および地方自治体のすべての計画官や関係者だけでなく、様々な部門の行政官が積極的に参加し、地域開発計画策定のためのデータや情報収集、分析および開発計画づくりの理論を学びました。また、次回のワークショップまでに、必要な情報収集を行うよう課題が与えられました。

2000年11月6日から7日に実施された第3回ワークショップでは、34名の参加者が情報収集の進捗状況の確認と収集されたデータおよび情報の再検討をし、コンピュータに入力するためのデータ整理方法について学びました。

2001年2月25日から3月2日までの第4回ワークショップでは、ニャンダルア県総合開発計画策定に向けたデータの整理、地域レベルでのデータ分析、課題設定、開発計画策定作業などが実施されました。現在までに、地域レベルの計画担当者133名が参加したほか、地域レベル研修で指導するため、国レベルの上級計画担当者9名が研修担当者としての技術訓練を受けました。

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