第1回「中国西部地域における国土計画と農村総合開発」研修
2002年03月18日 - 03月22日
西省西安市(中国)

UNCRDでは、中国国土資源部(MLR)及び中国科学技術協会(CAST)との共同プロジェクトの一環として、西部大開発の人材育成を側面から支援するため、国土保全、農村開発及び地域開発に焦点を当てた標記研修コースを実施するとともに、現況の把握・分析及び今後の研修ニーズの検討を行いました。

研修コースには、西部大開発地域12省市自治区のうち、陜西省、甘粛省、四川省、重慶市、内蒙古自治区、寧夏回族自治区、新疆ウイグル自治区の7省市自治区から、地方行政機関の政策計画、法制度整備及び研修担当の課長又は実務者並びに研究機関の地方計画に携わる研究者、計53名が参加した。 講師として、中国国内から16名、日本から1名、ドイツから1名、UNCRDから研究員4名が出席しました。

3月18日〜22日の5日間の研修プログラムを5つのセッションに分け、第1セッションの銅川市への現地視察を通じて、中国西北地域の国土保全と農村開発に関わる現状と問題構造を把握した上で、第2セッションでは農村地域における社会・経済の発展、生態系の改善、国土保全を調整するための地方国土計画の枠組みとあり方について検討を行いました。 そして、第3セッションの中国国内の農村地域における事例研究において比較分析を行った後、第4セッションでは、中国、特に西部地域の地域開発に関する諸制度の体系化、国土計画と農村開発計画の総合化、地方の計画実施能力の向上の必要性について理解を深めました。 第5セッションでは、総括として中国西北地域における国土計画のあり方についてのまとめと課題整理を行いました。

研修コースを通じて、計画の策定及び実施過程における住民参加、問題解決に向けて共通課題を抱える部門間、政府と住民の協力・調整・合意形成及び組織づくりを進めることの重要性が確認されました。

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