

第2回インドネシア地域開発マネジメント研修コース(2008)
2008年01月22日 - 02月20日
名古屋、岐阜、東京
インドネシアでは、地方分権化関連二法に基づき、2001年より多くの権限が中央政府から地方政府(州・県・市)に委譲されており、地域開発の分野においても中央政府主導型から、地域主導による地域開発へと転換が図られています。そこでUNCRDは、中央・地方政府の地方分権による役割の変化を考慮に入れながら、行政官の地域開発に関するマネジメント能力の向上を図るため、標記研修を独立行政法人国際協力機構(JICA)と共催で実施しています。
名古屋、岐阜、東京

研修の成果として作成されたアクションプランには、「持続可能な地方経済開発に向けてのイニシアティブ」「中央スラウェシのカカオ生産の品質向上」などといったプランが見られ、資源や特性を活かした地域開発の戦略が打ち出されました。また研修で学んだ内発的地域開発の手法やノウハウが随所に取り入れられおり、インドネシアでのその適用の方向性についても明確に示されていました。今後研修生が今回の研修成果を職務に反映し、また職場内で共有することによって、行政官のマネジメント能力の向上が図られることが期待されます。