第11回アフリカ地域開発研修コース
2006年02月13日 - 03月18日
ジュジャ(ケニア)

多くのアフリカ諸国では、地域計画や管理のための適切な研修を受けた人材や実行力のある組織が不足しており、このことがアフリカの経済成長を妨げる主な要因となっています。 そこで、UNCRDアフリカ事務所はアフリカ人造り拠点(AICAD)、独立行政法人国際協力機構(JICA)ケニア事務所、国連開発計画(UNDP)ケニア事務所と共催で、アフリカ諸国が効果的な地方分権や制度的改革を推進し、より効果的な統治と持続可能な経済発展を成し遂げることを目的に、標記研修コースを実施しています。

第11回となる今回の研修には、アフリカ12カ国(ボツワナ、エチオピア、ガンビア、ガーナ、ケニア、ナミビア、ナイジェリア、スワジランド、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、ジンバブエ)から中堅行政官など29名が参加しました。 研修は、参加型かつアウトプット志向の手法により実施され、前回の研修生による評価を踏まえた内容でした。具体的には、新たに空間計画の導入および空間分析へのコンピュータ活用、貧困解析、環境計画および環境影響評価を取り上げ、事例分析などを行いながら、効果的な地域開発施策・計画の策定実施に必要な知識や技術の習得、地域開発計画の組織的枠組みに関する知識の拡充、経験の共有およびネットワークの構築を図りました。 また、アジア・アフリカ交換プログラムが導入され、国連ハビタットから「アジアとアフリカにおける都市計画課題」について講義が行われました。これにより、研修生はアフリカだけではなく、アジアの開発の経験を学ぶことができました。

アフリカの国々においては各施策の企画・実施にあたり、省庁間の調整が不十分であったり、国と地方の歩調が合わなかったりといった問題が起こりがちで、経済・社会の発展に悪影響を及ぼしています。 この研修を修了した行政官は、これらの課題に対応しうる能力を身につけ、中央主導から地方主導の地域開発に向け、大きな推進力となることが期待されます。

Copyright(C) 2001-2017 United Nations Centre for Regional Development - Nagoya, JAPAN | ご利用規定 | プライバシーについて | お問合せ | サイトマップ