第10回アフリカ地域開発研修コース
2005年02月14日 - 03月18日
ジュジャ(ケニア)

多くのアフリカ諸国では、地域計画や管理のための適切な研修を受けた人材が不足しており、このことがアフリカの経済成長を妨げる主な要因となっています。

そこで、UNCRDアフリカ事務所はアフリカ人造り拠点(AICAD)、独立行政法人国際協力機構(JICA)ケニア事務所、国連開発計画(UNDP)ケニア事務所と共催で、アフリカ諸国が効果的な地方分権や制度的改革を推進し、より効果的な統治と持続可能な経済発展を成し遂げることを目的に、標記研修コースを実施しています。 第10回となる今回の研修では、アフリカ11カ国(ボツワナ、エチオピア、ガンビア、ガーナ、ケニア、レソト、ナミビア、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、ジンバブエ)から中堅行政官や専門家など11名が参加しました。

今回の研修は、参加国の事例発表を含んだ7つのモジュールで構成され、アウトプット志向参加型の研修方法を用い、効果的な地域開発施策・計画の策定実施に必要な知識や技術の習得、地域開発計画の組織的枠組みに関する知識の拡充、情報交換や経験の共有およびネットワークの構築を図りました。

さらに、第9回研修の研修生からの総体的な評価や提案をもとに、研修内容の改善を図りました。アジア・アフリカ交換プログラムが導入され、アフリカのみならず、アジアの関係者が講師を務めました。 タンザニアの技術者はモジュール3で「タンザニアの地域開発における協力の役割について」の講義を行い、また、アジアからは2名の講師が「タイにおける地域計画、社会基盤整備開発とアフリカにおける関連性」および「マレーシアにおける産業化政策とアフリカにおける関連性」について講義を行いました。 これにより、研修生はアフリカだけではなく、アジアの開発の経験を学ぶことができました。 またモジュール5では、都市や地方での水の供給方法や、急速に成長を遂げている地域やその周辺地域へのより良い水の配分システムに対する地域環境管理や制度規約のアプローチ方法について、実用的な講義が行われ、紛争解決ための追加セッションも行われました。 研修生は調査で明らかにされた環境問題や持続可能な開発のための代替エネルギー資源、貧困を削減するための自国による自助プログラムについての最善の方法を学ぶことができました。

Copyright(C) 2001-2017 United Nations Centre for Regional Development - Nagoya, JAPAN | ご利用規定 | プライバシーについて | お問合せ | サイトマップ