アフリカ地域社会開発:アフリカの東部および南部に焦点を当てて
2000年07月9日 - 07月13日
ジンバブエ

このプロジェクトは、人々の生活を地域レベルで向上させ、持続可能な経済成長および社会公正や平和を促進する能力を強化することにより、アフリカ社会の安定した成長を目指すものです。この目標を達成するために、地域社会開発政策と実践に関する情報を普及させると同時に、効果的な研修プログラムを行っています。

プロジェクトの具体的な内容としては、アフリカ諸国の社会開発政策の評価、アフリカ諸国の社会開発政策の策定・実施と地域経済再生への支援、アフリカ地域社会開発の先進的な成功事例の検証、研修教材用の事例集の作成、社会開発能力育成のための研修実施、関係諸国の政策担当者・研究者・実務者が情報と経験を共有する場を提供しています。

プロジェクトの一環として、2000年7月9日から13日まで、ジンバブエで現地調査を実施しました。調査の目的は、ジンバブエの社会開発政策の評価、社会開発状況に関する生の情報を入手するための移動セミナーの実施、社会開発プロジェクトの成功事例の調査研究、研修プログラム実施における協力機関や講師陣の発掘でした。また、ボツワナ、エチオピア、ケニア、南アフリカ、ジンバブエを事例研究として、アフリカの地域社会開発の最新課題や成功事例を検証しました。この内容は事例研究レポートとしてまとめられ、テキストブック(研修教材:UNCRDハTextbookハSeries)として発行されます。

本プロジェクト概要は以下の通りです。

(プロジェクト概要)

「地方都市と地域経済開発:自治体の計画・管理の役割」

現在アフリカの地方都市では、公正で効率的な社会サービスの提供と地域社会開発を促進するためにも、地方自治体の計画・管理における政策・戦略・手段の見直しが課題となっています。この課題に取り組むためには、民間セクター、住民組織、NGO、各家庭が社会サービスの提供・管理に貢献できるような枠組みづくりが必要です。また、自治体の都市機能の管理能力を強化すること、政策改革と財源管理方法の改善のために効果的な組織としっかりした枠組みを考案すること、官民のパートナーシップを形成することなども同様に重要となります。

このプロジェクトでは、アフリカ東部と南部の地域開発を支援するため、地方都市にとって先進的な経済開発政策・戦略の立案と自治体の効果的な計画・管理の促進を目的とします。具体的には、中央と地方の関係、地方都市の自治体の財政・統治、社会サービス提供および経済開発における相互協力体制などを改善することを目指して、能力育成のための調査研究と研修を実施します。
  • プロジェクトの目的は以下の4点です。 地方都市の自治体管理に関する組織能力を明らかにする。

  • 地方都市の社会サービス提供・管理のための官・民・コミュニティのパートナーシップの枠組みと能力を調査する。

  • 市民社会が意思決定と地域開発プロセスに参加して意思を表明するための過去および現在の枠組みを分析する。

  • 東アフリカ地方都市の自治体の効果的な計画・管理に関する研修コース実施に向けて、適切な研修教材を作成する。

今後、アフリカ地方都市で地域開発と良い統治を促すための課題や可能性、過去に採用した先進的政策・戦略、などをまとめた調査報告書を作成します。また、都市管理、サービス提供、経済開発推進に関する新しい概念やアプローチに焦点を当てて、地方自治体の効果的な計画・管理について適切な研修教材をまとめ、それを活用した研修を実施する予定です。

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