環境的に持続可能な都市交通計画研修コース
2013年11月6日 - 12月21日
名古屋市、京都市、横浜市ほか

急速な都市化に伴う交通起因の大気汚染、渋滞、交通事故は、環境、経済、健康、国家生産性に影響を及ぼし、持続可能な都市開発における課題の1つとなっています。UNCRDは、こうした課題に対処し、持続可能な都市づくりを支援するため、アジアEST地域フォーラムの枠組みの下、EST統合戦略の地域への普及に取組んでいます。この取組みの一環として、UNCRDは途上国の能力開発のニーズに応えるため、独立行政法人国際協力機構(JICA)と協力して、2004年より中堅職員を対象としたEST研修を実施しています。

今回の研修には、ブラジル、カンボジア、エチオピア、インド、モザンビーク、パキスタン、ペルー、サウジアラビア、スリランカ、東ティモールの10カ国から15名の交通・環境・都市計画に携わる職員が参加しました。参加者は、講義と視察を通して、都市計画、土地利用、交通計画、交通需要マネジメント(TDM)、非動力交通(NMT:自転車、歩行など)、大量輸送交通(MRT:バス、鉄道など)、グリーン経済、地域的な連結性、マルチモード公共交通の統合的利用、レジリエントな交通インフラとサービス、道路の安全、ITS、財政、環境影響評価、コベネフィットなど、ESTの主要な課題を中心に様々な観点からESTのコンセプトを統合的に学びました。

東京、京都、横浜、富山市、豊田市、名古屋市など都市開発の視察では、それぞれの都市の特性に応じた持続可能な都市開発の事例研究に加えて、リニモ、LRT(次世代型路面電車システム)、ガイドウェイバス、基幹バスなど日本の公共交通モードとその統合利用を経験しました。

研修生は、講義と視察、演習、数回にわたる意見交換を重ねて、参加者の国に固有の交通問題や課題解決、プロジェクト提案の手法を研究しました。研修の成果として、それぞれアクションプランを作成して発表し、帰国後に各国でESTを導入する決意を新たにしました。

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