第30回 地域開発国際研修コースフォローアップ事業
地域住民主導による都市計画と住宅整備に関するセミナー
2002年12月9日 - 12月21日
カトマンズ(ネパール)、コロンボ(スリランカ)

UNCRDが毎年行っている「地域開発国際研修コース」をさらに充実したものとするため、第30回研修 (2002年春実施) に参加した研修生の出身国の中からネパールとスリランカを対象に、研修生の帰国後の研修効果、研修中に作成したアクションプランの進捗状況、および更なる研修ニーズの把握を目的として調査を行いました。

ネパールでは、世界遺産にも登録されているパシュパティ地区(カトマンズ市)の開発担当者トゥルバー氏を訪問しました。 同氏は、文化遺産や伝統を守りつつ、そこに住む人々の住環境を改善していくことに関して日本の事例から学ぶべき点が多かった、と研修を振り返りました。 また、研修で作成した、文化遺産の保護を住民と共に進めていくためのアクションプランの実行に向け、必要なデータベースの作成に取り組んでいました。 一方、スリランカでは、国家貧困軽減プログラムを担当しているヘワビサラナ氏を訪れました。 同氏は、研修で学んだ人間の安全保障の概念を、現在実施中のプログラムに反映させる方法について検討中でした。

併せて、地域開発に携わる国の機関や地方自治体等を訪問し、研修ニーズについての調査を行いました。 その結果、今後の研修内容について、地域開発分野における施策の立案・実施に向けたより実践的な知識や技術、コミュニティレベルの環境・防災管理、などの要望が出されました。 その他、日本の事例だけでなく、途上国の事例、特に研修修了生のアクションプランについても事例として取り上げて欲しい、との声も聞かれました。

UNCRDではこの調査結果を活用し、より研修生のニーズに合った研修プログラムの立案・実施を目指していきます。 また、今後も研修修了生のアクションプランへの技術支援を続けていく予定です。

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