カンボジアにおける人間の安全保障評価会議
2006年04月21日
プノンペン(カンボジア)

UNCRDは、カンボジア開発資源研究所(CDRI)と共催で、人間の安全保障の概念や重要性についての理解を深め、両機関が開催を予定している研修への協力を求めることを目的として、標記会議を開催しました。

この会議には、カンボジア政府農林水産省、経済財務省、保健省、内務省、土地管理・都市計画・建設省、計画省、農村開発省、女性省、独立行政法人国際協力機構(JICA)カンボジア事務所、NGOが参加しました。はじめにCDRIから、人間の安全保障の概念の起源とその発展について発表がありました。

発表では、「UNDP人間開発報告書1994」から2003年に人間の安全保障委員会(CHS)が発行した「Human Security Now」へ到るまでの経緯が説明されました。人間の安全保障概念が、カンボジアの発展における2つの不安材料である紛争と開発の両面の問題を対象としたものであり、カンボジアの開発に必要であることが強調されました。 次にUNCRDから「カンボジアのための人間の安全保障アセスメントと研修」についての企画案の発表が行われました。 この企画案に関し、参加者の間で、提案されているアセスメントと、現在準備が進んでいる貧困分析、カンボジア人間開発報告書(NHDR)、ミレニアム開発目標(MDGs)、貧困削減戦略、国勢調査、国家社会経済開発計画(NSDP)との関係について積極的な論議が繰り広げられました。

アセスメントや調査分析を所轄している計画省が、提案された人間の安全保障アセスメントに参加することへの関心を示しました。 さらに参加者からは、人間の安全保障の枠組みを、毎年実施されているMDGsと貧困削減プログラムの成果の監視への活用や、人間の安全保障アセスメントの実施時に使用される指標の開発についても大きな関心が寄せられました。

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