人間の安全保障と地域開発に関する能力形成ワークショップ
2002年05月5日 - 05月13日
ビエンチャン(ラオス)

UNCRDでは2000年度から、ラオスの県・郡レベルにおける人間の安全保障を重視した地域振興施策の促進と、そのために必要な能力形成を目指した調査活動をラオス現地にて実施してきました。 調査対象地域は、ラオスの北、中、南部地域をそれぞれ代表するルアンパバン県、ビエンチャン県、サバナケット県であり、ラオス政府計画委員会(CPC)や同国の県や郡の計画局の協力を得て行ってきました。

そこで、UNCRDはCPCと共催で標記ワークショップを実施し、今まで行ってきた調査結果の報告および討議、そしてそれらを踏まえた上で、人間の安全保障を重視した地域振興を推進するための県や郡レベルの戦略づくりや人材育成についての検討を行いました。 ラオス各地の関係機関や民間組織などから、地域振興に携わる実務者ら計47名が参加しました。

ワークショップでは、調査結果の報告に対して様々な意見が出され、中でも県の実務者に対しては、地域振興を推進するための計画の策定および実施に関するいくつかの提案がありました。 また参加者から、コミュニティの役割の重視、女性の積極的な活用、新たな生計手段の確保等に向けた能力形成の重要性が強調されました。 さらに、地域開発振興の戦略づくりにおける自然資源管理の必要性についても話し合われました。

UNCRDとCPCは、次の段階では、郡レベルにおける参加型計画手法、プロジェクト実施のための研修教材の開発、成功事例の収集などに焦点を当てることで意見が一致しました。 UNCRDは今後も、この地域振興を推進するための取り組みを継続して支援していく予定です。

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