UNCRDスタディキャンプ

UNCRDスタディキャンプ:アドバンスコース
「持続可能な開発のためのロードマップづくり」

2009年8月15日(土)-16日(日)

UNCRDスタディキャンプは、地球規模の問題を自らの問題としてとらえ、地域社会および国際社会で指導的な役割を担える人材を育成することを目的として、2003年から毎年開催している合宿形式のセミナーです。第1回から7回までのスタディキャンプ修了生が120名を越えた今回は、修了生の中から再度参加を募り、アドバンストコース「持続可能な開発のためのロードマップづくり」と題して開催することになりました。アドバンストコースでは、グループでのディスカッションを通じて意見をまとめ、発表すると同時に、20名の参加者全員が持続可能な開発に向けた各自の「ロードマップ」を作成し、将来の方向性を探りました。

講師は、アーナンダ・クマーラ・鈴鹿国際大学学長補佐、竹内恒夫・名古屋大学大学院環境学研究科環境政策論講座教授、竹内ゆみ子・NPO法人ソムニード専務理事が務め、各講師が「グローバル化社会における日本人の可能性:若者に求められる資質に焦点を当てて」、「環境起業家に求められるもの」、「身近な地域問題の解決と国際協力との関連性:高山市とインド・ネパールを例として」と題して講義を行いました。

講義後、参加者は各講師が担当する希望のグループに分かれ、持続可能な開発の実現に向けての課題や解決の方法などについて設定したテーマについて議論をし、発表に向けて意見をまとめることに挑戦しました。同時に、個々の参加者についても自分自身が設定した目標の実現に向けて、強みや弱み、機会や脅威といった要因を分析(SWOT分析)したうえで、戦略や具体的なアクション、そのための準備すべき行動を明確にしました。

2日目の午前中は、グループ1が「世界における日本のプレゼンスから考える このままでいいのか日本の教育!〜持続可能な教育の実現には〜」、グループ2が「国際協力にどう関わるか〜日本の事例におきかえて自分には何ができるか考える〜」、グループ3が「環境起業家〜実行可能な環境ビジネスを提案する〜」と、それぞれのテーマに沿ってグループが出した結論を寸劇などで表現しつつ発表を行い、他の参加者等からの質疑や客観的な意見を加えてより議論を深めました。また午後には、参加者がグループワークと平行して考え、完成させた各々のロードマップをひとつの大きな表にまとめ、全員の方向性が見えるようにしました。完成後、足下に広げられた大きなロードマップを前に、一人ひとりが自らの目標や実現の方法について説明しました。

全員が二度目の参加という安心感はあったものの、一泊二日というこれまで以上に限られた時間の中で、グループと自分自身の両方について考えを巡らせ、それぞれを形にして伝えるという密度の濃い作業に対し、参加者はグループにおいては一丸となって、個々においては非常に集中して取り組みました。

今回のキャンプのために多くの時間とアイデアを提供したアドバンストコース企画委員の活躍により、カリキュラムは円滑に遂行され、また参加者にとって実りの多いキャンプとなりました。

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