UNCRDスタディキャンプ

第5回 UNCRDスタディキャンプ
「持続可能な開発にむけて 〜人間の幸福、地球の限界〜」

2007年3月16日(金)-3月18日(日)

UNCRDスタディキャンプは大学生、大学院生、留学生、社会人を対象として、2003年から毎年実施している合宿型のセミナーです。 このキャンプは地球規模の問題を自らの問題としてとらえ、地域社会および国際社会で指導的な役割を担える人材を育成することを目的としています。
5回目となった今回は「持続可能な開発にむけて〜人間の幸福、地球の限界〜」をテーマとし、地球環境危機への対応を2つの側面から考えることを試みました。 一つは科学技術などの人間の英知がもたらす可能性という側面であり、もう一つは幸福の価値観や人間の倫理観の変化を通じての可能性を探るという哲学的な側面です。

1日目には前者の側面から、平石尹彦・地球環境戦略研究機関理事・上級コンサルタントが「持続可能な開発達成への課題」と題した講義を、後者の側面からは大井玄・東京大学医学部名誉教授が「倫理意識と環境問題」についての講義を行いました。

2日目にはチャレンジング・セッションとして、2グループに分かれた参加者が「先進国は再生可能エネルギー技術を途上国に無償で供与する義務を負うか否か」などをテーマに討論を繰り広げました。また、午後からはアドバイザーである新海尚子・名古屋大学大学院開発研究科助教授、吉村輝彦・日本福祉大学福祉経営学部国際福祉開発マネジメント学科助教授、新海洋子・環境省中部環境パートナーシップオフィスチーフプロデューサー、高橋漠・UNCRD研究員による講義と参加者を交えてディスカッションが行われました。

さらに参加者は「南北格差と環境」、「環境と科学技術」、「コミュニティと人間の価値観」、「人間の価値観とグローバル化」の4グループに別れ、講師やファシリテーターと共に昼夜を問わず活発な議論を展開しました。 その結果最終日の発表で、「環境と科学技術」グループが最優秀グループ賞を受賞しました。

参加後のレポートには、このキャンプで得た経験を活かして今後どのような行動をしていくかということが多く綴られています。参加者は2泊3日という短期間の間ではありましたが、地球規模の問題の中における自分の位置と役割について明確化することができました。

このキャンプには書類選考と面接によって選ばれた17名が参加しました。

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