UNCRDスタディキャンプ

第3回 UNCRDスタディキャンプ
「持続可能な開発にむけて 〜関心・理解・行動〜」

2005年3月11日(金)-13日(日)

UNCRDスタディキャンプは、地球規模の問題を自らの問題としてとらえ、地域社会および国際社会で指導的な役割を担える人材を育成することを目的として、2003年から毎年実施している合宿形式のセミナーです。 第3回目となった今回は、「持続可能な開発にむけて〜関心・理解・行動〜」をテーマとし、応募総数約70名の中から書類選考と面接によって選ばれた18名の大学生、大学院生および社会人が参加しました。 今回は東海三県以外からも募集し、参加者のうち4名が関東・関西からの参加となりました。

第1日目は北海道大学公共政策大学院教授で前ザンビア大使の石弘之氏が「持続可能な開発が目指す循環型社会」と題して、続いて、立命館アジア太平洋大学学長のモンテ・カセム氏が「理解から行動へ:持続可能性の三原則プラスワン」と題して、基調講義を行いました。

第2日目は(財)地球環境戦略研究機関(IGES)の森秀行氏が「持続的開発の理念」と題し、国連難民高等弁務官事務所における環境政策などを、アフリカ難民キャンプでの経験を交えて具体的に解説しました。 さらに大崎麻子氏は、持続可能な人間開発においてなぜジェンダーが必要であるかを、自身が携わってきた国連開発計画(UNDP)のジェンダー主流化政策を例に説明しました。
また、名古屋の中心部を流れる堀川を浄化する市民活動を行っている名古屋堀川ライオンズクラブの服部氏、徳永氏の解説を交えて、堀川へのフィールド散策も行われました。 参加者は「関心」「理解」「行動」「Raising Awareness」の4グループに分かれ、各グループに1名ずつアドバイザーとしてついた講師と共に活発な議論を繰り広げるとともに、最終日にはグループ発表を行いました。 発表は寸劇を交えたものや関心・理解・行動プロセスのモデル化を行ったものなど、どれも独創的で高い評価を得ましたが、中でも持続可能な開発の達成にむけて行動計画を宣言した「行動」グループの「SD 行動 Code:身近なところにある小さな疑問を突き詰めることから新たな一歩を踏み出す」が最優秀グループ賞を受賞しました。

最終日のグループ発表には、第1回と第2回スタディキャンプの修了生が多数駆けつけ、質疑応答に積極的に参加したことで、より一層活発なキャンプとなりました。

第1回からこれまでの修了生は50名を越え、まだまだ少数ではあるものの、精鋭の若者たちが地域および世界で指導的役割を担い始めており、今後の活躍が大いに期待されます。

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