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環境的に持続可能な交通(EST)

交通セクターが社会、環境、経済に及ぼす影響は大きく、急速なモータリゼーションと都市化が進むアジアで持続可能な開発を達成するためには、統合的な戦略が必要とされています。交通政策は人間と環境の安全保障にかかわるものですが、著しいモータリゼーション、経済成長スピードの下、アジアの途上国では交通セクターにおける環境的な持続可能性はほとんど考慮されていないのが現状です。また、アジアの国々の多くでは、気候変動を含む、交通、環境、公衆衛生など分野をまたいだ課題に対しての統合的なアプローチが欠如しています。

こうした課題に対する途上国の能力開発・向上を行い、低炭素社会を実現するために、UNCRDと日本環境省の協働でアジアESTイニシアティブが2004年に設立されました。アジアESTイニシアティブは、環境に優しく、経済的で、生産性が高く、社会的に包括的な持続可能な交通ソリューションをアジア地域に普及することを目的としています。

主な活動

1. アジアEST地域フォーラム
アジアESTイニシアティブ参加各国政府高官によるハイレベル政策対話、情報共有、連携強化の場として、定期的に会議を開催しています。2010年に開催した第5回フォーラムでは、参加22カ国により「バンコク宣言2020」が採択されました。

都市におけるESTの推進

2. EST国家戦略策定支援
  第1フェーズ:カンボジア、ベトナム、ラオス

  第2フェーズ:フィリピン、インドネシア
  第3フェーズ:ネパール 

3. EST研修
中堅行政職員を対象として、ESTの理解を深め、企画立案、政策に反映することを目的として、国際協力機構(JICA)との共催で研修を行っています。
また、国の要請に基づき、テーマ別研修、現地研修も実施しています。

成果・評価

アジアESTイニシアティブのプロセスは、2007年の東アジアサミット(首脳会議)、2009年のG8+アジア交通大臣宣言でも注目すべき取組みとして国際社会に広く認知されており、アジアの成功事例を参考にラテンアメリカとアフリカでも地域フォーラムが設立されました。

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